イルカが斬ぶらこ

イルカが斬ぶらこ
読み方: いるかがざんぶらこ


 初出: 455p

 エバニー、アキコ、マツバちゃんの
 3人によって開発された
 VSタイザー専用の超必殺技。

 技の内容、名前の決定にも
 様々な紆余曲折を経て出来上がった。

 アキコのみで考え出された際は
 ただ高く飛び上がり、
 落ちる勢いを利用して切りつけ
 「頑丈なタイザーもこれなら真っ二つ」
 ..という、安易な構想であったが、
 よく考えると飛び上がってる隙に
 避けられてしまうので

 「はっきり言って失敗ですわ」の一言でボツ。

 

 「当たらなければただのションベン」
  という結果に終わる。

 こんな事もわからないアキコはバカかもしれないが、
  自分で気づいて修正しようとするところは賢い。

 
 名前に関しては
 ネーミングセンスが0の彼女は

 「アキコ・ザ グレイティスト
  エターナル素斗羅っ狩(ストラッシュ)

 ..や、  
 
 「やっぱりストラッシュは
  ストロガノフのほうがよかったかなぁ」

 ..など、とんでもない命名をしつつも、
 少年の意見が反映された結果、
 それらはしばらく保留となる。
 
 そしてサンドイッチを食べている時に
 ふと見上げた先にあったイルカの絵が目に留まり、
 
     
 このイルカがザブンと飛び跳ねる美しい曲線と
 自分が飛び上がってズバンと斬りつける曲線が
 ビシッと一致するというインスピレーションを得て、
 風呂に入ってる最中「イルカぶらこ」が閃かれた。
 
 が、この奇跡の閃きも
 エバニーが女湯に乱入というアクシデントにより
 一時的に忘れ去られ、パーになりかかった。
 
 ここまで苦労して閑静して感性して
 完成した名前であるにも関わらず、
 ミーハー3人組的には
 「なにそれ~ ウケる~」らしい。
 
 人の苦労も知らないで...  


 打って変わって実戦での使用は
 かなりシリアスで精密なものであり、
 わずかタイミングのズレ、
 狂いも許されない。

 チャンスも一回だけしか無く、
 使用には2本の剣(鞘も含む)を用いる。

 なのでタイザーの不意打ちによって
 片方の剣を失ったアキコの元へ
 エバニーは命を投げ売ってでもこれを届けた。

 そんな彼をゴミのように投げ捨てたタイザーへ
 彼女は怒りに打ち震え逆上。
 
 精密な技術を要するこの技に
 全ての希望をかけていた彼は
 かすかに残る最後の意識の中ですら、
 彼女に冷静である事を願い続けた。
 
 願いが通じたかどうかは不明だが、
 アキコは逆上しているように見えて
 実は最後までよく考えており、
 サーベルを投げ捨て
 剣ひとつで一騎打ちを
 挑むように見せかけつつ、
 
 必殺技の有効射程と
 最善の場所を計算していた。

 満身創痍の重症、
 気も失いかけた
 ズタボロの状況下、

 最後の最後で
 見事にこの技を成功。

 月夜の狩人オーンと啼くタイザーを
 気持ちいいくらい、真っ二つに叩き割った。

 イルカが斬ぶらこ


 どうでもいいけどイルカも出てきた。

 
 
 




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