タイザー
正式名: 月夜の狩人オーンと啼くタイザー
呼び名: オーン


初出: 52p  
タイザー

 メープルクライシスタウンに現れ、
 夜に人を襲って食う化物。

 姉さん曰く、日光にあたると
 石になってしまうらしく、
 満月の晩に出現する確率が高い。


 少年は「オーンと啼くタイザー」
 という名前を高く評価して
 たいへん気に入っており、
 アキコの必殺「イルカが斬ぶらこ」の仮称、

 「アキコ・ザ グレイティスト
  エターナル素斗羅っ狩(ストラっシュ)

 で、タイザーを倒す旨を伝えると

  月夜の狩人「オーンと啼くタイザー」を
  そんなダサい技で 倒すつもりかい!?

 と、落胆している。


 身の丈を十数メートルは超える跳躍力。
 ところどころに金属のような甲殻を持つが
 体はしなやかで素早く動き回れて足も速い。

 刃物のように鋭い爪、
 地獄の淵から響いてくるような鳴き声、
 闇夜に光る鋭い眼光。
 
 そして咬まれた者は
 少しずつタイザーに
 なっていってしまうなど、
 どこかその特徴は
 コテコテな怪物のイメージ
 そのものである。

 とても精巧に作られた魔導生物で、
 この時代では誰も作れないほど
 高度な魔導や魔力を駆使して
 制作されたものらしい。

 向人からは「先代の魔導兵器」と
 評されているが、
 兵器としての実用性は
 あまりに乏しく、
 今の魔導師より遥かに強いはずの
 「先代が作った兵器」
 であるにもかかわらず、
 この時代の向人より弱っちいという
 激しいギャップがあるので、
 単に趣味として作られた
 玩具だという意見もある。
      
 先代が居た世界は
 遠い遠い大昔なので、
 その時代から姿形を変えず
 連綿と生き続けている事は、
 向人や魔導師にとって
 大変なロマンと想像力を
 掻き立てられる物らしいが、
 何の意図で作られた物か解明する術も
 あまりに大昔すぎて存在せず、
 兵器なのか玩具か。その結論は
 永遠に付きそうにない。

 ヘーワ協会の中でも
 この事が時たま話し合われ、
 互いの意見交換や
 コミュニケーションの種として
 有益になる事もあるが、
 稀に激しい議論から口論へ、
 口論から論争へと発展し、
 しまいに向人同士の対立、
 果ては魔導師の決闘ともなれば
 これは大災害の危険であり、
 リスクファクターが増えて
 協会の仕事も多くなる。

 なのでタイザー自体は
 リスクファクターに認定されていないが、
 「リスクファクターのリスクファクター」
 という微妙なポジションとして、
 一応、調査や監視対象になってたり、
 もしくはなってなかったりする。
 
 しゃべれる..! 


  関連: タイザールーク
 
 




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